研究・産学官連携

研究代表者メッセージ

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  • 研究代表者
    田中 義人

研究代表者 理工学部教養教育教授 田中 義人

 食料生産は世界人口の制約要因となっており、世界では約8億人が飢餓の脅威に晒されているといわれています。従来の農業では耕作適地に限界があり、灌漑に伴う土壌への塩の蓄積による土地の荒廃も進行しています。また、水産資源についても、その枯渇が危惧されており、沿岸域における開発が環境破壊をもたらしており、養殖に伴う様々な問題も生じています。継続的な耕作によっても土壌の荒廃が起こらないような農作物と耕作方法の開発や、海洋の生物生産力を損なわない環境の維持、適正な量の生物資源の利用を実現することが求められており、これらの問題に取り組むためには、環境と生物との関係についての分子レベル、個体レベル、生態系レベルでの理解が不可欠です。エネルギーに関しても、有限である化石燃料に大きく依存する状態から脱却し、持続的に供給される太陽光エネルギーに立脚したシステムへの移行が求められています。太陽光をエネルギー源とし、植物の光合成を基礎としたバイオマスの循環的な利用を実現することは、資源循環システムを構築する上で、重要な要素になると考えられます。

 この分野の研究活動は、名城大学において、ハイテク整備事業の展開、総合研究所の設置、総合学術研究科の設置、社会連携事業の推進、グリーンバイオテクノロジー国際研究センター、生物資源環境国際研究センターの設置と受け継がれてきました。

 学外との連携については、愛知県水産試験場などと協力して水域環境の修復についての研究を進め、総合学術研究科から多くの学位取得者を輩出してきました。国際的な協力については、名城大学総合研究所とタイの科学技術研究所(TISTR)との学術交流協定、タイのBIOTECやチュラロンコン大学との交流協定を締結、インドの国立植物科学研究所とJSPSの二国間共同研究事業を行ってきました。

 本センターは、これら名城大学の特色ある研究成果の蓄積と国際的なネットワークを生かして、さらに新たな展開を目指します。

  • 私立大学研究ブランディング事業「名城大学の光デバイス研究」
  • 名城大学研究シーズ集
  • ひらめき☆ときめきサイエンス
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